Investment prospectus

供給・サービス産業

主要な石油・ガスへの投資急増と国防能力およびその関連のインフラやサービスへの投資増大に伴い、ノーザンテリトリーでの投資新規参入・拡大の長期的な将来性が見込まれます。

ダーウィンには2つのLNG施設が建設されているのに加え、その北と西の洋上に浮体式LNG施設が計画されており、とても優位な位置を占めているといえます。ダーウィンが石油・ガスの供給拠点として存在感を表してきたことは、オンショア・オフショアの両プロジェクトを支える能力を今後も拡大できることを意味しています。

投資したノーザンテリトリーのエネルギーのサプライチェーンが投資家の母国や地域へと繋がっていく拡大を続ける輸出市場に参入・サポートすることは、その意味でも非常に魅力的な投資機会となる

産業の現状

ダーウィンは、陸上・洋上のサービスと供給を提供する拠点となり、洋上の開拓利用と開発の発展を支える力を築いてきました。

ダーウィンの海洋供給基地は、石油プラットフォームの補給船に対して物資や建設資材を積載する専用の設備を提供しています。これらの施設は、その他にも様々なサービスに利用できる対応能力と可能性が備わっています。

ノーザンテリトリーには国防軍人のほぼ6%とその家族が住んでおり、国防は経済を支える重要な柱の一つといえます。数多くのオーストラリア国防軍の兵器プラットフォームが、ノーザンテリトリーに永久配置されることになり(例えば、武装偵察ヘリコプター連隊と75%のオーストラリアのアーミデイル巡視艇がダーウィンに配備されている)、今後も確実な経済成長が続くと見込まれています。

ノーザンテリトリー政府が最近公表した、「ノーザンテリトリーでの国防戦略2015年以降(Defence Strategy Northern Territory Beyond 2015)」では、将来性と収益が見込まれる産業、近代的インフラと協力的なコミュニティ、国防能力とノーザンテリトリー経済への貢献についてのビジョンを定めています。ノーザンテリトリーで事業を進め、大きな成長の可能性を最大限に引き出し、成功を収めるといった、またとない機会が投資家の皆様の前に差し出されています。

ノーザンテリトリーに投資するメリット

  • ダーウィンの確立された鉄道、道路、港のインフラが供給・サービス産業を充実させる基盤として機能。
  • 全完備された海洋供給基地は、国内の道路、鉄道、航空網に便宜よく接続。
  • 国際的な基準を満たす24時間運営の空港。
  • 物流・供給サービスの分野での卓越した労働力および経営力。
  • 国際レベルの緊急・災害対応施設があり、優れたサービスを提供。
  • 洗練された事業運営を円滑にする都市インフラが完備。

創出される機会-投資家の皆様へ

ノーザンテリトリー政府は、成長を続けるオフショア・オンショアの石油・ガス部門、探査および採掘部門における事業増加見込み、下流産業の開発等を活かし、資本化していくため、新規参入の投資家や企業との連携を主体的に進める姿勢を常に保っています。以下は、成長の可能性を秘めた、供給・サービス産業の例です。

海洋供給基地

ダーウィンの埠頭に建設されたまだ新しい施設で、物資・素材の補給機能を果たし、ダーウィンからのサポート事業の機会を創出しています。

海洋産業パーク

敷地面積140ヘクタールを超えるこの海洋産業パークは、ダーウィンの中心ビジネス地区 (CBD) から約16kmに位置する、イーストアーム物流地区のウォーターフロント第一等の工業用地にあります。同地区は、機能的な道路や鉄道、海上輸送のインフラを備えています。また同パークには、イーストアーム埠頭、オーストラレーシア鉄道、海洋供給基地、さらに、9ヘクタールの舗装駐車場と新しいマルチユーザーのバージランプへのアクセスを備えた公用施設が揃っています。またノーザンテリトリー政府は現在、マルチユーザーの公用船舶昇降施設の開発に向けた、1億ドルに上る投資を考慮しています。海洋産業パークは、ダーウィンで顕著に拡大を続ける石油・ガス、海洋サービスおよび国防産業で利益を高められるユニークな投資機会を提示しています。また同パークの近くには、100社以上の企業が事業を営むダーウィン・ビジネスパークがあります。ダーウィン随一の産業用分譲地と見なされている同地には、まだ売却およびリースが可能な大型の区画があり、今後もさらなる拡大の余地が残されています。

石油・ガス産業の補助事業

2018年までに、ダーウィンにはLNG4トレインが設置される予定で、年間総計約5億ドルの運営費用が見積もられています。さらに、包括的なサービスおよびサポート事業も必要となります。

採掘・探査用設備および技術的なサービス

ダーウィンでは、交通インフラに隣接する広大な産業用地が利用でき、機器の保管や、ノーザンテリトリー全土の操業を管理することが可能です。

軍事支援サービス

6000人以上の軍兵士と、数多くの陸・海・空軍の機械、機器、軍艦、航空機、車両等を備えるノーザンテリトリーでは、採算性の高い長期的契約の下、オーストラリアの国防産業、およびノーザンテリトリーでの様々な軍事演習に定期的に参加する他国の軍隊を対象とした支援サービス事業の展開が可能です。

重機工学および機械管理

重機産業関連の様々な作業には、便利な立地に設けられた管理・サービス施設が必要です。

供給

食品、衣料、機器などあらゆる物資の供給事業は、ダーウィンに拠点を置き、多様な顧客層を相手にサービスを展開することが可能です。

緊急・災害対応能力

ダーウィンを東南アジア諸国での緊急・災害対応の拠点にすることで、さらに充実した緊急対応機能の発展が期待されます。

航空サービス

採鉱、石油、ガス、農業といった様々な産業が遠隔地で展開されており、レベルの高い航空サービスが必要となります。

航空産業ケーススタディ

Helicopter and two aeroplanes parked at airport gates

ブリストウ・グループ(米国上場企業)は、世界最大手の回転翼航空機運航企業で、過去60年以上にわたり、主要な探査・生産地域でのオフショア石油輸送産業での地位を確立してきました。また同企業は、多数の産業、主要な技術革新の数々に貢献してきました。

2015年1月29日、ブリストウ・ヘリコプターズ・オーストラリア株式会社がエアノース航空株式の85%を買収しました。両社とも、石油・ガス産業に従事していることから、ブリストウは、統合的輸送サービスに乗り出し、乗客自らの拠点(出発地)からオフショアのプラットフォームまでを往復するチャーター便の運航を開始することが可能でした。この買収により、ブリストウ社とエアノース社は、石油・産業に貢献するサービスを拡大するだけでなく、航空機の定期就航数増加が可能となり、両社は目覚ましい成長を見せています。

エアノース社は、オーストラリアで2番目に古い歴史を誇る航空会社で1978年7月4日(ノーザンテリトリーが自治権を獲得したわずか4日後)に運営を開始しました。小型ピストン機によるチャーター便が初期事業となりましたが、1980年代後半には、ノーザンテリトリー内の定期便を就航するようになりました。

今日、エアノースは、オーストラリア北部では最大の地方航空会社となり、地元で最も高性能のジェット機も運航しています。20カ所以上の目的地(国内北部)に定期便を就航しているほか、世界大手の採掘・エネルギー会社数社と契約しチャーター便の運航も行っています。

創造のプロセス-準州政府の貢献

過去数年にわたり、ノーザンテリトリー政府による航空機の利用がエアノース社のサービス需要を支え、持続的な商業的基盤を提供して、同社の継続的な拡大に貢献してきました。

買収以後のサプライチェーンとの相乗効果により、既に年間100万米ドル以上の運営コスト削減が達成されています。また買収によりもたらされた恩恵はそれだけに留まらず、ブリストウ社では、より費用効果の高い輸送事業の展開が可能となりました。具体的には、同社は顧客の渡航費、宿泊費、その他移動調整コスト削減を支援し、世界に先立つ最も革新的な回転翼航空機運航会社としての地位を確立しています。

海洋供給基地ケーススタディ

Vessel berthed at wharf with Marine Supply Base sign in foreground

2010年、ダーウィンでオフショアの石油・ガスプロジェクトがますます開発されるにつれ、ノーザンテリトリー政府は、オフショアのプラットフォームや洋上浮体式LNG施設に向かう船舶専用の海洋供給基地の開発機会が創出されてきていると認知しました。

今後ティモール海区域が、石油・ガス生産における有望な開発地帯となることを踏まえても、海洋供給基地は立地条件が良く、大手石油・ガス企業が供給基地としてこの施設を利用すると期待されます。海洋供給基地の利用をすでに示唆している大手企業には、シェル、コノコフィリップス、エニ、INPEXがあります。

海洋供給基地はターンアラウンドが早く、年間最大1000隻のリグ補給船が入れ替わり補給を行なっています。これにより、ダーウィンのイースト・アーム港の共有停泊区域のスペースが確保され、ダーウィン港での効率性と生産性が上昇し、取引量の拡大が実現されています。

海洋供給基地は地元の建設会社により建設されましたが、その運営に25の直接雇用が生まれ、その他の関連事業等も含めると170以上の雇用が創出されています。

創造のプロセス-準州政府の貢献

2014年5月に操業開始した海洋供給基地は、ノーザンテリトリー政府が所有し、ASCOグループが運営しています。同企業は、世界中の海洋物流および海洋供給基地を事業の専門としています。

オフショアの供給・サービスを提供する3カ所の専用停泊区域、そして4000平方メートルの貨物事前集積場に、ノーザンテリトリー政府は1億1000万ドルを投資しました。この専用施設の利用で、船舶のターンアラウンドの所要時間は24時間から12時間に半減されました。

Wish to get in touch?

Send us an email

investment@nt.gov.au

Or give us a call

+61 8 8999 5091